就労移行支援は学校に行きながら利用できる?在学中の利用条件を紹介!【学生の体験談つき】

就労移行支援は 学生も利用できますか?

今回のコラムでは、「就労移行支援」という制度が、在学中でも利用できるのかどうかというテーマについて解説を行います。

実際に利用した学生の方の体験談もご紹介しながら、制度の概要、利用の流れ、メリット、デメリットなどをまとめています。

  • 学校には通っているけれど、将来の働き方が不安
  • なかなか学校に行けていないから、このまま社会に出られるのか心配

という方のご参考になれば幸いです。

この記事の監修者この記事の監修者
精神保健福祉士 菅田 明子
精神保健福祉士として、日々現場に携わる経験から症状に関する事や、福祉制度に関する事、就移行支援やリワーク・精神障害者雇用など、現場の経験からわかりやすく解説していきます。
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そもそも就労移行支援とは?学生が知っておきたい基礎知識

まずは、就労移行支援の制度について解説を行います。

就労移行支援とは、障害者総合支援法に定められた、障害福祉サービスの一種になります。

障害のある方の就労をサポートする制度であり、一般企業への就労を希望する方に向け、働くために必要な知識やスキルの習得、就職活動の支援などを行います。

利用できる対象者は、

  1. 一般就労を希望されている方
  2. 65歳未満の方
  3. 身体障害、精神障害、発達障害、知的障害、難病をお持ちの方

上記のようになっております。

就労移行支援では、希望職種に就くための学習や、ビジネスマナー、コミュニケーションスキルの習得、心理面のサポート、就職活動の支援を受けることができます。

学生の間から利用をすることで、卒業後スムーズに就職することができます。

就労移行支援の対象者と利用期間・費用について

就労移行支援の対象者は、「就労を希望する65歳未満の障害者であって、通常の事業所に雇用されることが可能と見込まれる者」と定められています。

つまり、上記でもご説明したように、

  1. 一般就労を希望されている方
  2. 65歳未満の方
  3. 身体障害、精神障害、発達障害、知的障害、難病をお持ちの方

となります。

参考:【厚生労働省】障害福祉サービスについて

また、障害者手帳をお持ちでない方も、医師の意見書などがあれば利用は可能です。

注意!高校生の方は、原則利用をすることができません。

就労移行支援の利用対象者の年齢が、18歳以上65歳未満となっているためです。

しかし、例外もあり、児童相談所長の意見書があれば、利用ができる場合もございます。

就労移行支援の利用期間について

次に利用期間についてです。

就労移行支援には、利用期間が定められており、この利用期間は、原則2年間となっています。

この2年の間に、就職を目指していきます。就職までの期間は人によって様々で、数ヶ月で就職される方もいらっしゃれば、2年いっぱい利用し就職される方もおられます。

2年で就職できなかった場合は、最大1年間の期間の延長を申請することができますが、必ずしも申請が通るとは限りません。

詳しくは以下の記事にて、解説しておりますので是非ご活用くださいませ。

就労移行支援の利用料金について

続いては、利用料金についてです。

就労移行支援の利用料は、9割を行政が負担し、1割を利用者が負担する仕組みとなっています。

そして、この利用料は、前年度の収入によって支払う金額が変わります。

障害福祉サービスを利用する際は、負担上限月額という1ヶ月に支払う利用料の上限が決められます。

この上限以上に利用料がかかることはありません。

区分

世帯の収入状況

負担上限月額

生活保護

生活保護受給世帯

0円

低所得

市町村民税非課税世帯

0円

一般1

市町村民税課税世帯(所得割16万円未満)

9,300

一般2

上記以外

37,200

参考:【厚生労働省】障害者の利用者負担

こちらは世帯の収入に応じて決められますが、ここでいう世帯とは、「本人と配偶者」を指します。

学生の方ですと、がっつり収入を得ている方は少ないと思いますし、ご結婚されている方も多くはないかと思われますので、ほぼ0円で利用できると考えてよいでしょう。

結論:就労移行支援は学校にいきながら利用できる?原則と例外を徹底解説

就労移行支援は、学校へ行きながらでも利用することができます。

4年生大学だけでなく、短期大学、大学院、高等専門学校も含まれます。

厚生労働省からの資料には、在学中の利用条件について、以下のように明記されています。

  1. 大学や地域における就労支援機関等による就職支援の実施が見込めない場合、又は困難である場合
  2. 大学卒業年度であって、卒業に必要な単位取得が見込まれており、就労移行支援の利用に支障がない者
  3. 本人が就労移行支援の利用を希望し、就労移行支援の利用により効果的かつ確実に就職につなげることが可能であると市町村が判断した場合

参考:【厚生労働省】平成29年度障害福祉サービス等報酬改定Q&A

上記3つの条件を満たしている場合に、在学中の就労移行支援の利用が認められることとなります。

また、この条件を満たしていない場合でも、自治体が利用を認めた場合には、就労移行支援に通うことが可能な場合もございます。

在学中に就労移行支援を利用できる4つの代表的なケースと詳細条件

就労移行支援を在学中に利用できる 4つの条件

それでは次にここから、在学中に就労移行支援を利用できる代表的なケースを次の4つでご紹介いたします。

  1. 卒業年次で卒業見込みがあり、就職活動に具体的な支援が必要な場合
  2. 休学中に利用する場合
  3. 通信制大学・高校、定時制・夜間学校に通っている場合
  4. その他、自治体が個別に必要性を認める場合

それでは実際に一つずつ詳しく見ていきましょう。

ケース1:卒業年次で卒業見込みがあり、就職活動に具体的な支援が必要な場合

大学4年生で、卒業が見込まれる方の利用事例です。

障害者雇用での就労を検討していたため、就労移行支援を利用し、就職活動のサポートを行いました。

障害者雇用で必要となる、自分の障害の特性についてなどをまとめたナビゲーションブックも職員と一緒に作成し、障害特性の理解を深めながら就職活動へ取り組みました。

ケース2:休学中に利用する場合

前提として、休学中の就労移行支援の利用については、認められないケースが多いです。

申請の際に、「休学しているのに、就労移行支援に通うことができるのか?」「卒業見込みはあるのか?」という点を見られるかと思われます。

しかし、自治体が認めた場合は利用することが可能です。

「休学しているけど、このままでは就職が難しそうだから、就労移行支援に通って仕事に就きたい」と思う方もおられるかと思います。

自治体の判断により、利用が認められた方で、休学中に就労移行支援を利用し、自信をつけ復学、その後就職された方がおられます。

休学中だけど利用を考えているという方は、お住まいの自治体へ利用が可能かどうかお問い合わせください。

ケース3:通信制大学・高校、定時制・夜間学校に通っている場合

通信制や定時制、夜間学校へ通っておられる方は、全日制の学校へ通っている方よりも、就労移行支援へ通う時間が確保しやすく、両立がしやすいかもしれません。

実際に、日中は就労移行支援を利用しサポートを受け、就労移行支援を利用していない時間で通信制の大学の勉強を進め、就職&学校卒業された方もおられます。

ケース4:その他、自治体が個別に必要性を認める場合

卒業年次ではありませんでしたが、早期の支援が必要であると、自治体が必要性を認め、利用が可能となったケースもございます。

早くから支援を受けることで、ご本人も焦らずに活動に取り組むことができました。

学生が在学中に就労移行支援を利用するメリット・デメリット

ここからは、在学中に就労移行支援を利用するにあたっての、メリットとデメリットを解説いたします。

また、デメリットに対する対策もご紹介いたします。

メリットとしては、

  • 職業準備、スキルアップができる
  • 就職活動のサポート、情報提供がある
  • 学業と就職活動を両立するための支援や相談体制が整っている
  • 同じ仲間と出会うことができる、精神的な安定につながる
  • 卒業後の社会移行がスムーズになり、就職した後も定着支援を受けられる

というようなことが挙げられます。

デメリットとしては、

  • 学業との両立が難しくなる場合がある
  • 周囲の理解が得られにくい場合がある
  • 必ずしも就職に結びつくとは限らない

というようなことが挙げられるかと思います。

それでは、詳しく見ていきましょう。

学生が在学中に就労移行支援を利用する5つの大きなメリット

それでは実際に学生が就労移行支援利用することで得られるメリットを一つずつご紹介していきます。

まずは一つ目の就業準備・スキルアップができるという面から見ていきましょう。

職業準備、スキルアップができる

就職に向けた準備や、必要なスキルの習得を行うことができます。

「卒業してからどうしたらいいのだろう」と焦る前に、準備をすることができます。

働いたことがない学生の方の中には、ビジネスマナーや上司や先輩とのコミュニケーションが不安な方もおられると思いますが、そちらについても就労移行支援で練習することができます。

就職活動のサポート、情報提供がある

就職活動はひとりで行うことがなかなか難しい場面もありますが、就労移行支援では、履歴書の添削や面接練習なども行います。

また、どのように求人を探していけばよいかという情報提供も行います。

どんな仕事が自分に合うかわからないという方や、就職活動が初めての方でも、安心して就職活動に取り組める環境が整っています。

学業と就職活動を両立するための支援や相談体制が整っている

通学とのバランスを考慮して、学業と両立できるように、通所日数や通所時間を柔軟に調整してくれる事業所もあるため、学業との両立も可能です。

学校での悩みを相談することもできます。

同じ仲間と出会うことができる、精神的な安定につながる

同じような悩みを持つ方との出会いは、「自分はひとりではない」と思わせてくれることができるかもしれません。

今までに孤立感を抱えていた方も、話せる誰かがいること、相談できる環境があることで精神的にも安心して過ごすことができるでしょう。

卒業後の社会移行がスムーズになり、就職した後も定着支援を受けられる

在学中から就労移行支援を利用しサポートを受けることで、卒業後に空白期間を作らず社会へ出ることができるでしょう。

また、就労移行支援を利用し就職が決まった場合、半年間は定着支援を受けることができます。

働き続けるためのサポートもありますので、安心して就職することができます。

就労移行支援の利用にメリットを実感した学生の体験談【不安障害/女性/10代】

体験談女性B

卒業後のことが全く見えないと不安だったAさん。

就労移行支援を利用し、職員と自己分析を行うことで自分のやりたいことが少しずつ見えてきました。

 

アルバイト経験はありましたが、本格的な就職活動も初めてで不安がいっぱいだったようですが、都度職員に相談することで解決し、希望する職へ就職することができました。

学生が在学中に利用する際に知っておきたい3つのデメリットと対策

メリットも多い就労移行支援ですが、その一方で注意しておきたいポイントも存在します。

対策をとれば、問題なく利用できることがほとんどですので、対策と共に一緒に見ていきましょう。

学業との両立が難しくなる場合がある

授業が詰まっている時期や、レポート提出期限前、試験前などには、学業との両立が難しくなる場合があります。

こちらは、スケジュールを事前に職員に共有し、無理のない通所プランを組むことで対策ができます。

そのためにも、柔軟に対応してくれる事業所を選びましょう。

周囲の理解が得られにくい場合がある

「就労移行支援ってなに?」「就職はまだ先だから大丈夫じゃない?」と、先生、友人、家族から疑問を持たれることもあるかもしれません。

就労移行支援で行うことは、卒業直前の就職活動のサポートだけではありません。

メンタル面の支援や、長期的に働くための対策なども一緒に考えていくことができます。

周りの方から理解を得られにくい場合は、就労移行支援の職員と一緒にどのように説明をするか考えたり、三者面談などを行ったりすることができます。

必ずしも就職に結びつくとは限らない

就労移行支援を利用しても、すぐに希望通りの仕事に就けないこともあります。

焦らずに少しずつ経験を積んでいきましょう。

また、就職率や就職先は、事業所によって様々ですので、利用を検討している事業所の就職率を調べておくのも大切です。

就労移行支援でのデメリットを乗り越えた学生の事例【ADHD/男性/10代】

体験談男性A

就労移行支援を利用ししばらくしてから、学校よりレポート課題が多く出されました。

 

今までと同じペースで事業所に通うことが難しくなり、職員に相談し、通所日数を調整することで、できるだけ少ない負担でレポート作成を行うことができ、

学業との両立ができました。

在学中の学生が就労移行支援を利用するまでの具体的な流れ【5ステップで解説】

ここからは、学生の方向けに、就労移行支援を利用するまでの流れを簡単にご説明いたします。

次の5つのステップでご紹介していきますので、是非ご活用くださいませ。

  • ステップ1:相談窓口はどこ?
  • ステップ2:気になる事業所へ見学、体験!
  • ステップ3:申請、利用手続きへ
  • ステップ4:支給決定と受給者証交付
  • ステップ5:個別支援計画を立て、利用スタート

以上の流れで学生の方が就労移行支援を利用されるまでの流れをステップ形式でご紹介していきます。

ステップ1:相談窓口はどこ?

通院している医療機関、学校の先生、スクールカウンセラー、市役所、相談支援事業所など、様々な相談窓口があります。

相談しやすい方に、就労移行支援の利用について相談してみましょう。

※利用してみたい就労移行支援事業所に、直接ご相談頂くのもおすすめです。

ステップ2:気になる事業所へ見学、体験!

まずはホームページ上などで、情報収集してみましょう。

例えば、「就労移行支援 (お住まいの地域)」というワードで検索すると、その地域の就労移行支援事業所が色々出てきます。

気になる事業所があれば、実際の雰囲気を確かめるためにも見学と体験に行きましょう。

ステップ3:申請、利用手続きへ

利用したい事業所が決まれば、お住まいの自治体の障がい福祉の窓口へ申請に行きましょう。

窓口は、市役所や区役所の障害福祉課であることが多いです。

計画相談も利用されている方は、相談支援事業所へサービス等利用計画案の作成も依頼しておきましょう。

ステップ4:支給決定と受給者証交付

お住まいの市役所などの福祉窓口への申請が終わったら、自治体による審査があり、その後、就労移行支援の支給決定がなされます。

決定したら、就労移行支援の利用に必要な「障害福祉サービス受給者証」が届きます。

ステップ5:個別支援計画を立て、利用スタート

受給者証が届いたら、事業所に受給者証を持っていき、契約を交わしましょう。

職員と面談し、個々に合わせた個別支援計画を立て、利用スタートです。

学生必見!自分に本当に合った就労移行支援事業所の選び方5つの重要ポイント

「就労移行支援事業所の利用を考えているけど、どの事業所を選んだらいいのかわからない」「自分に合う事業所ってどんなところ?」

そのように悩まれている学生の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

就労移行支援事業所は、事業所によってそれぞれ特色や得意分野があるため、どこも同じというわけではありません。

ここでは、学生の方向けに、事業所選びで注目したい5つの重要ポイントをご紹介いたします。

ポイント1:学生の受け入れ実績・支援ノウハウの確認

まずは、学生の受け入れ実績がある事業所かどうかを確認しましょう。

就労移行支援を利用される方の年齢は、18歳以上65歳未満となっており、成人の利用者が中心となります。

しかし、中には学生支援に力を入れている事業所もございます。

過去に学生の支援をした経験のある事業所は、学業とのバランスや、学生特有の悩みに対する理解が深いでしょう。

そのため、見学時に、「学生の利用実績があるかどうか」を聞いてみるのがおすすめです。

ポイント2:学生向けプログラム・学業両立支援策の確認

学校へ通いながら就労移行支援を利用するためには、学業と両立できる無理のないスケジュール調整ができるかどうかが大切です。

通所日数や通所時間を柔軟に調整してもらえるか、学業と両立できるプログラムかどうかなども確認しておきましょう。

例えば、当校では、週1日からの利用が可能であったり、半日のみの通所も可能です。

また、過去にいらっしゃった利用者様で、卒論を書かなければならないという方がおられました。

こういった場合は、卒論執筆期間は無理のない通所スケジュールを職員と一緒に組んだり、締め切り間際の精神的にしんどくなったときに相談に乗ったりと、個別にご相談に乗っておりました。

ポイント3:学校・関係機関との連携体制の確認

在学中の就労移行支援の利用では、学校や保護者の方との情報共有や連携が重要になることもございます。

進路指導と合わせた支援計画の作成や、学校側とのスケジュール調整、スクールカウンセラーとの連携などを行うことで、支援の幅が広がることもあります。

必要に応じて学校や関係機関と連携してもらうことは可能かどうかも、事前に確認するとよいでしょう。

ポイント4:通いやすさ、事業所の雰囲気の確認

自宅からの通いやすさも大切です。

自宅から遠すぎる事業所やアクセスが悪い事業所だと、通うことができなくなる可能性が出てきます。

精神的な不調がある場合や、疲れやすい場合は、移動そのものが負担になることもあります。

そのため、無理なく通える範囲の事業所かどうかはチェックしておきましょう。

見学や体験時に、交通ルートを実際に確認することをおすすめいたします。

また、事業所の雰囲気も大切です。

相談できそうな職員がいるか、落ち着いてプログラムに取り組めそうかなど、実際に体験を行って、「ここなら通えそう」と思える事業所を見つけてみてください。

ポイント5:体験利用での具体的な質問リストと確認すべき事項

就労移行支援を探す際には、ネット検索や見学だけでなく、体験も行うようにしましょう。

実際に体験をすることで、事業所の雰囲気やプログラムを具体的に知ることができます。

体験時には、以下のようなことを確認、質問するのもよいかと思われます。

  • 学生でも無理なく参加できるプログラム内容か
  • 学生の支援実績はどうか
  • 学業との両立のために、スケジュールを柔軟に組むことができるか
  • 自分の困りごとに対する相談に乗ってくれるか

【WithYouの強み】学生支援のノウハウと実績あり!

当校では、在学中の学生への支援実績が多数ございます。

「試験期間中の通所について調整したい」、「長期休みのときはできるだけ通所したい」、「働いた経験がないから色々な職種の話を聞きたい」などのご相談にも個別に対応いたします。

また、当校には、キャリアコンサルタントや公認心理師が在籍しております。

働くことに対する不安や、メンタル面の不安などを専門家に相談していただけます。

就労移行支援を利用した先輩学生たちのリアルな体験談

大学4年生のときに、WithYouへ見学にお越しになりました。

障害があることで学校に馴染めなかったり、不安が強かったり、就職も上手くいかないのではないかという悩みを抱えておられました。

利用を開始し、どんなところから不安が来ているのか職員と一緒に不安の原因を分析したり、対策を考えたり、コミュニケーションスキルを身につけるために色々な講座に参加されました。

学校ではなかなか悩みを先生に相談できなかったそうですが、就労移行支援を利用することで、困ったことを相談できるようになり、就職のことも生活のことも安心して考えられるようになったとのことです。

就職活動も初めてだったため、流れを一緒に確認しながら行い、結果的にご本人の希望であった事務職での就職が決まりました。

在学中の就労移行支援利用に関するQ&A【学生や保護者のよくある質問】

ここからは、在学中の就労移行支援の利用に関することで、当校、就労移行支援事業所WithYouへよく寄せられるご質問について丁寧に一つずつお答えしていけたらと思います。

もしここに載っていないことで、気になることがございましたら、是非お気軽にご相談くださいませ♪

Q1:利用料金は?親の所得は関係ある?

利用料金は、ご本人とその配偶者の所得によって決まります。

そのため、ご両親の所得は気にせず利用料の上限への影響はございませんので安心してご利用いただけます。

Q2:必ず就職できますか?

就労移行支援を利用しても必ずしも就職できるとは限りません。

事業所によって就職率なども異なりますので、事前に調べることをおすすめいたします。

当校でも、実際の就職情報を毎月更新しておりますのでよければご確認くださいませ。

WithYouの就職先一覧へ

Q3:週何日、何時間通う?学業との両立は?

当校、WithYouは週1日からでも利用可能な就労移行支援です。

授業がある日は、学校へ行っていただき、それ以外の日に就労移行支援に通うのがよいかと思われます。

フルタイムで就労を希望される方は、学校と就労移行支援の活動を合わせて週5日できるようになることを目指していきます。

学業が忙しい、課題が間に合わないなど、お困りのことが出てきましたら、就労移行支援の職員と相談しながら進めていくことができますのでご安心ください。

Q4:事業所が合わない場合、変更できる?

就労移行支援事業所は、いつでも変更することが可能です。

別事業所に変更を希望される場合は、現在の事業所の職員に相談し、退所手続きを行ってから、新しい事業所と契約をしましょう。

(※但、利用期間は引き継がれますので、迷われている方は早めにご相談くださいませ)

Q5:学校や友人にどう説明すればいい?

説明の仕方は人それぞれかと思いますが、例えば、「就職をサポートしてくれる福祉サービスの事業所に通っている」という説明はいかがでしょうか。

どう伝えたらよいかわからないという方は、利用を検討している事業所や、利用している就労移行支援作業所の職員に直接相談していただくと、一緒に説明の仕方を考えてくれます。

Q6:卒業間近の短期間でも利用する意味はある?

就職のことでお悩みがある方は、短期間でも利用する意味はあります。

学校では、精神障害や発達障害に特化したサポートを受けることができないという場合もあるかと思います。

そのような場合は、就労移行支援の利用が有効だと考えられます。

Q7:発達障害ですが、どんなサポートを受けられる?

事業所によって行われているプログラムは様々ですが、例えば、自分の障害特性を整理したり、社会性を学んだり、コミュニケーションの練習を行うことが可能です。

また、そのほかにもITやデザインといった専門技術も学べますのでご自身の得意と苦手を活かした就職活動に取り組めます。

また、適職診断なども行いますので一緒に進路を考えていけるのも魅力です。

WithYouの適職診断

Q8:アルバイトと両立できる?料金への影響は?

就労移行支援を利用しながらアルバイトを行うことは原則できませんが、状況によってはの自治体に認められることも!?

このように、お住まいの自治体に認められた場合は行うことができますが、学業や就労移行支援の通所に支障が出ない範囲にしておきましょう。

アルバイトでの収入はそこまで多くならないと思いますので、利用料金には影響しないことがほとんどですが、心配な方は直接利用している就労移行支援事業所の職員へ相談してみましょう。

Q9:利用することが就職活動で不利になることは?

就労移行支援を利用することで就職活動が不利になることは、ほとんどないと言えるでしょう。

特に障害者雇用では、自分のことをどれだけ理解しているかが大切となります。

就労移行支援でそれらを学ぶことは、よいアピールポイントになるのではないでしょうか。

また、支援機関が入っているという点で、安心して採用される企業様もございます。

Q10:事業所は保護者へのサポートもしてくれる?

もちろん保護者様へのサポートもさせていただきます。

例えば、当校では、保護者の方にも安心していただけるように、ご本人、保護者の方、職員で三者面談を行い、現在ご本人はどのような取り組みを行っているか、

今後の予定や計画をお話しながら、希望のすり合わせなどを行っております。

まとめ:在学中の就労移行支援利用は、未来を切り拓く大きな一歩!まずは勇気を出して専門機関に相談してみよう

就職活動に不安がある、自分に向いている仕事がわからない、体調や病気とどう付き合いながら働いてよいかがわからない…

そのような悩みを抱えている学生の方もいらっしゃるかと思います。

そんな思いを抱える学生の方は、就労移行支援という制度を活用することを考えてみてもよいと思います。

不安なことや疑問に思うことは、ひとりで抱え込まずに専門機関にご相談ください。

WithYouでも、資料請求や見学、体験を常時受け付けております。

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