これから就労移行支援事業所を利用したいと考えている方や
現在、就労移行支援事業所を利用されている方で、インターネット検索をしていて
「就労移行支援はひどい」というご意見を目にしたことがある方もいるのではないでしょうか?
実際に利用してひどいと思い悩んでいる方や、これから利用を考えていたけどひどい所なら使いたくない!という方に向けて
なぜ、ひどいと言われるのか?という理由や、ひどいと言う意見があるのはなぜか!?
他にも、ひどい事業所に通うのがつらい方のために「事業所を辞めて別の事業所へ移るための方法」などにを解説していきます。
そもそも、なぜ就労移行支援事業所はひどいといわれるのでしょうか。
実際に、その背景には色々な理由がありますので
といった
項目に分けて、ひとつひとつ解説を行っていきます。
まずは、就労移行支援事業所毎のがサービス内容と、ご本人の期待通りじゃない!といったミスマッチゆえに起こる問題が挙げられます。
例えば、他の就労移行支援事業所から移って来られる方の中には以下のような意見がございます。
事業所の中には、軽作業などに特化した訓練を行う就労移行支援もございますがそれ自体は悪いことではございません!
実態としては、通われる受講生様と事業所のサービス内容が合っていない事が根本的な原因であり自分の希望のサービスが受けられるか!?の擦り合わせがうまくできなかった結果
ご本人からすると、サービスの質が悪い、自分が希望している活動ができないとひどいと感じてしまうでしょう。
就労移行支援事業所毎に得意としている特性や就職先、サービス内容などの提供している訓練内容は、事業所によって異なります。
ホームページを見たり、見学、体験を繰り返し実際に話を聞いたり作業を体験することで、「思っていたのと違った!」という事態を防ぐことができるでしょう。
就労移行支援の中には、利用される方を無理に通所させようと回数や時間を強要する事業所がある!?という噂も…
就労移行支援事業所毎に異なりますが、
事業所によっては、必ずこれだけの期間は利用してくださいね、という最低在籍期間が決められているところもあるようです。
本来であれば、一般雇用を目指すために体力面や訓練として積極的に通所のお声かけは行うのですが
中には、後の項目でも解説しますが、就労移行支援は利用人数や利用日数によって報酬が変わると言う仕組みから、
できるだけ利用人数や利用日数を稼ぐために、このような期間を強要するといった事業所もあるかもしれません。
もし、ご本人の意思や明確な動機がないまま、ただお金儲けのためだけにこのような強要をしいているのであれば
それは、非常に悲しいことですし、早く就職したい方やすでに就職活動ができる状況にある方にとっては、不要な期間で「ひどい」という声に変わってしまうのも仕方ないのかもしれません。
上記と同じ理由から、卒業(就職)を見送られる、引き止められるという経験をされた方も中にはいるようです。
精神疾患や発達障がいなどで就労移行支援を利用される方は、基本的に就職を目標にされているかと思います。
それなのに就職できない(準備ができているのに引き止められる)となると、ひどい事業所だと感じてしまうでしょう。
また、就職できるかどうか!?は求人のタイミングや支援者の支援計画、ご本人の意思により様々な要因がありますので一概に判断できませんが
通所したのに就職できなかった!という事態を防ぐためにも、自分がどんな仕事を目指しているのか?
どのようなスキルを身に着けたいか?をスタッフにしっかり伝え、
事業所内でどういった活動をしていくのか相談していき、支援者と当事者の信頼関係のもと、就職までの道筋をたてていく事が大切です。
就労移行支援には、個別支援計画というものがあります。
就職までどのような訓練を行っていくかという計画で、3ヶ月に1回は必ず更新される計画です。
この計画により着実に就職に向けてステップアップしていく大事な計画なので作成時にスタッフに希望を伝えていき今後の展望を話し合いましょう。
就労移行支援を利用している間はアルバイトもできず収入がありません!
そのため、経済的に厳しい状況になる方も少なくないでしょう。
生活していく上でも通所の交通費や昼食の面でもお金は重要です!!
ですから、就労移行支援では、そもそも収入が得られないことでひどいと感じる方もいらっしゃいます。
アルバイトなど働くことはできませんが、障害年金や失業保険を受け取ったり、生活保護を受給することはできますので、経済的に不安な方は制度の利用も検討
通所を行う就労移行支援に自分の嫌いなスタッフがいる、相性が合わないスタッフがいるという場合もあるでしょう。
また、精神疾患や障がい特性への理解がなく素人同然のスタッフがいることもあります。
全国には多くの就労移行支援事業所があり、
厚生労働省による社会福祉施設等調査の概況によると、令和4年度時点の就労移行支援事業所の数は、3300事業所を超えます。
これだけたくさんの事業所があると、中には疾患や障がい特性への理解が乏しいスタッフや経験の浅いスタッフがいることも考えられるでしょう。
就労移行支援事業所は、特別な資格がなくても働くことができます。
そのため、福祉に関する知識がない職員がいることもあります。専門的な資格を持っている職員が多く配置されている事業所を選ぶのも、良い事業所探しのポイントかもしれませんね。
通う前にスタッフの質を見抜くのは難しい事です。
ですから就職者や就職実績を参考に事業所選びをする事でその事業所全体の質を見極める目安になるかもしれません
就労移行支援には、原則2年間という利用期限があります。
つまり、利用される方はこの期間内に、就職を就職を目指さなくてはなりません。
この事から、人によっては「期間が短すぎる、2年しか利用できないのはひどい…」という思いを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
また、上記で紹介した個別支援計画をしっかりとスタッフと相談し決めていけなかったり
体調やメンタル面の不調、学習や資格取得の難航や希望する求人の有無、昨今のコロナウイルスによる自粛などでもこの期間を大きく消費してしまったりというケースもございます。
また、就労移行支援は国からの給付金を得て運営されていることからも、サービスの長期化(結果を出さない就労移行支援事業所の存在)を防ぐために利用期間が定められています。
自治体により判断は異なりますが、最大1年間の延長が認められるケースもございます。
ただし、その方の状況やお住まいの自治体の判断により同じ状況下でも結果は異なりますので
可能な限りは、2年間の間で就職できるよう、スタッフと計画を立て進めていきましょう。
うつ病などの精神障がいや発達障がいの方など就労移行支援事業所には、色々な方が通所されています。
そのため、利用者同士でのトラブルや馴染めないといった事態に陥ることもあるでしょう。
スタッフ同様、人間関係でのトラブルや性別や年齢層はもちろん・障害特性が絡んでくることもあり嫌いな人や苦手な人、馴染めない雰囲気の中就職を目指し通所を行うのは非常についらい事でしょう。
利用前には利用層をあらかじめ確認しておく事も大切ですし利用者同士で何かトラブルが起こりそうなときは、すぐにスタッフに相談しましょう。
就労移行支援に限らず、福祉業界の離職率は他の業界に比べ高めだと言えるでしょう。
特に就労移行支援においては、離職の多い理由としては以下のようなものが代表的です。
これらの要因で転職や退職、中には精神疾患の併発などで長続きしないという特徴があります。
あくまで個人的な意見にはなりますが、就労移行支援員という仕事は大抵の場合何か動機が合って働かれる方が多い印象を受けます。
ピアサポーターと呼ばれる、ご自身も元当事者の方や同じ悩みを持った方が周りにいるなどなんとなく踏み込む方は少ないのではないでしょうか!?
また、日々一人一人と向き合いその方の希望に沿って何が必要か?自分に何が足りないのか!?など、自分自身の課題に直面する機会が多くあります。
ですから、やはり長期的に見て体力面や精神面を病んでしまう続けられないという方が多いと感じます。
ですが、それ故に、担当の方が就職されたり、ありがとうの言葉にやりがいを感じる瞬間も多いため、私自身はとてもこの仕事にやりがいを感じております。
ここで最も重要なのは職員がすぐに辞めてしまうことで本当に大丈夫な事業所なのかな?と
事業所に対し不信感を持ったり、担当が頻繁に変わってしまって一から関係性を築かなければならなくなったり、
なにより利用される方の負担が大きくなりご迷惑をおかけしてしまう事です。
就労移行支援には、多くはないが「お金儲けしか考えていない」グレーな運営を行う事業所があり得るのも事実としてあります。
就労移行支援は、障害者総合支援法という法律に基づき運営されており、国や自治体の監視下のもと支援が行われます。
なので、この項のテーマである「闇」とは一言にいっても不正受給や虐待などといった、明確違反行為などを指すのではなく、最も多い声としてグレーな運営を行っている事業所があるのではないか?
という点について、理由を考察しながら言及していきます。
このような声が上がる原因として、考えられるのは先ほど少し触れた
無理な在籍の強要や既に就職できる方を引き止めるといった行動から、事業所への不信感が募った結果だと言えます。
事実、就労移行支援は民間運営が多いため運営するにもお金が必要ですから
などは、非常に運営が厳しいためそういった無理な声かけやグレーな運営方針に変わってしますのかもしれません。
そういった事業所は多くはないと信じたいですが、もし不安な方は
見学・体験時に「雰囲気が悪い」「利用者数が少ない」などは注意してみてもいいかもしれません!
また、最近の就職者がいつ出たか?どのくらいか?なども直接聞いてみても良いでしょう!
就労移行支援事業所の収入源についてですが、
1割が利用者様より(一部負担金がある世帯区分のみ)、残りの9割を国や都道府県、市町村が負担しています。
この費用は、利用者数や利用日数、就職定着率によって変わってきます。
利用者が多いほど、利用日数が多いほど、就職定着率が高いほど、報酬が高くなるというからくりから以下のような運営を行う事業所があるかもしれません。
上記のような、運営方針を行う就労移行支援はひどい・闇がある!といわれてしまう原因の多くではないでしょうか!?
ただし、こういった声かけ全てが問題なのではありません!
「無理矢理」や「強要する」といった部分が問題です。
例えば、就職がまだ早いと思われるご利用者様に対し、就職を焦らないように声をかけることや、就労するためには週5日通所する体力も必要になってくるため、少しずつ通所日数を増やしていくようにお声がけを行うことも、おかしなことではないでしょう。
焦って無理をして、また体調を崩してしまう方が、就職が遠のいてしましますし
せっかく就職したからには長く働きたいと思うのは、皆さま同じだと思います。
なので、なんとか仕事を続けられる方法がないか?生活環境の改善に一歩踏み出せないか!?などを
将来を見越して考えていくのもスタッフとしては当然かと思います。
これらの事から、適切な範囲内での対応の場合ではなく強制的にご本人の意思に反して、声かけを行う事業所はひどい・闇のなる事業所だ!と定義されるという事がございます。
ひどい事業所かどうか見極めるためにも、なぜスタッフがそのように提案しているのか!?どうして必要なのか?をよく聞いて確認を行い、もしもの時は役所や相談支援員または他のスタッフなどにしっかり相談を行いましょう。
ひどいと言う、表現と同じで
就労移行支援を利用して「時間の無駄だ」「意味がなかった」と言う意見も中には御座います。
例えば、
といったものが、最も意見の多かった特徴となります。
ほとんどの場合、ひどい特徴とに通っては来ますが、こちらはより具体的に
意味がなかった!無駄だった!という経験者の意見になります。
過去に一度、就労移行支援を利用された事のある方の意見を参考にさせて頂いております。
ですが、事実このような事業所の特徴とご自身の目的が合致しなかった場合、決められた2年間と言う利用期間は勿論のこと
せっかく大事な時間を使って利用するのですから、無駄にならない事業所を選びたいと思うのは当然ですよね。
それでは、時間の無駄になってしまう就労移行支援事業所について具体的に見ていきましょう、どのようなところなのでしょうか!?
就職率といっても、ここでのポイントは希望の働き方で就職できているか?が非常に重要です。
要するに、パートやアルバイトに極端に偏っていたり継続支援(a型・b型)などに、とりあえず就職させると言った事業所には注意が必要かもしれません。
ただし、就労継続支援やパートやアルバイトでの就労がその人の希望される働き方であれば問題御座います。
その方により、一般就労・障がい者枠など、人によりますが就職を目指して就労移行支援に通われている方にとって、
就職率が低い事業所を選んでしまうと、なかなか就職できずに期間ばかりが過ぎていくことになるかもしれません!
意味ないと感じてしまう方に向けて詳しくは以下の記事で詳しく解説しています。
就職率、就職定着率がどのくらいあるのか?に加えて、正規雇用(パート・アルバイトのみに偏っていないか?)どうかは、事前にチェックしておきましょう。
就労移行支援の支援員は、特別な資格がなくても、働くことができてしまいます。
これは、当事者に寄り添い支う事のできるピアサポーターといった、信頼関係を構築しやすい人材でも働く事の出来る側面もありますが
一方で全く知識や経験のない方も、働くことができてしまいます。
そのため、新規立ち上げの事業所であったりスタッフの入れ替わりが激しい事業所などであれば
障がい特性や福祉制度についての理解がないスタッフばかりになってしまっている就労移行支援も中にはあるかもしれません。
そのような場所では、自分の辛さやしんどさをわかってくれなかったり、
できないことを甘えだと判断されてしまったり、差別的な発言や特性が理解されない事から精神的につらくなることが出てくるかもしれません。
せっかくサポートを求めて利用を始めたのに、
しんどくなってしまっては意味がありませんよね
ですから、利用を決定してしまう前にどんなスタッフが在籍しているか?
体験を通して雰囲気や、他の方の利用層はどうか?などを予め確認しておくようにしましょう。
例えば、ホームページでスタッフの顔写真や所有資格などが載っている事業所は、スタッフの雰囲気がわかって安心ですね。
どう言ったものが良くて、どういったものが良くないのか?
その方の目的により判断は異なるかと思いますが、
専門性という面では、認知行動療法やソーシャルスキルトレーニングと言った基本的な心理プログラムはもちろんの事
より、就職に役立つスキルの習得や資格の取得までを行える事業所が
仮に、自分1人で少し調べれば何とかなると言った内容を学ぶだけであれば、わざわざ就労移行支援事業所に通う必要はなくなる事で
「通う意味がない」「無駄だった」と感じてしまう方がいらっしゃるのだと思います。
例えば、ITに特化した事業所やコミュニケーション能力の向上に特化した事業所や、一部の障がい特性の支援に特化した事業所など、様々あります。
どのようなプログラムをどういった事を目的に行っているか?など
ホームページで調べたり、見学時に気になる事はたくさん質問をして
自分に合った、就労移行支援を見つけられればと思います。
就労移行支援を利用していて、
「これ以上いても意味がない」「この事業所は闇のあるひどいと感じる事業所だ」など、自分には合っていないと感じた時
基本的には就労移行支援の変更が可能です。
※自治体によっては、理由によっては変更が認められない自治体があります。
まずは、通っている就労移行支援事業所に確認するか 移行先の事業所に相談する
または、お住まいの市区町村の福祉窓口に確認して見ましょう!
そもそも、原則一度利用を始めた事業所を使い続けなければならないという決まりはありません。
事業所を辞めるときは、まず現在利用している職員に辞めたい旨を話しましょう。
退所のための手続き方法を教えてくれます。
退所時には受給者証が必要になりますので、最終日には持参するようにしましょう。
事業所を退所できたら、次に利用したい事業所へ行き、契約を行います。
基本的な手続きとしては、こう言った流れで事業所を移ることができます。
事業所を辞める前に、次に利用したい事業所を決めてから利用終了の手続きを行うことで、
期間を空けることなく就労移行支援のサポートを受け続けることができます。
また、どうしても今の事業所に切り出しにくい場合はまず第一歩として、利用を検討している、就労移行支援に相談してみるのもよいでしょう!
就労移行支援は、利用するのに向いている方と、そうでない方がいらっしゃいます。
が挙げられます。
そもそも、精神疾患においては「休養期」の方の利用も進められていませんので、必ず医師の指示のもと「回復期」「リハビリ期」であり、就職意欲が出てきたタイミングの方におすすめします。
それでは、就労移行支援を利用しても意味がないと考えらえる可能性が高い方の特徴を解説していきます。
別の記事でも就労移行支援は意味がないと感じる理由について解説しておりますので、よろしければそちらもご覧ください。
すぐに就職活動に入ることができる方で、ひとりで進めていく力がある方は、福祉サービスの力を借りなくとも、就職ができると考えられます。
そのため、むしろ就労移行支援に通っている期間がもったいなく感じてしまうかもしれませんし
必要でないのに、利用期間を消費されるのはおすすめできません。
専門的なスキルを身に着けられる就労移行支援事業所もございますが、
あくまで、専門学校などとは違うため、スキルだけを身に着けたい!就職先だけ斡旋してほしい!
つまり、支援者がいなくても平気という方は、あえて福祉サービスを選ぶのではなく、専門的なスクールや職業訓練に通う方が、不満もご自身に合っているかもしれません。
就労移行支援を利用している間は、原則アルバイトなどは禁止されています。
しかしながら、例外もありますので、詳しくは以下の記事で解説しています。
そのため、収入がない状態になりますので、就職するまでの期間の生活費や利用料などが払えそうにない方は、利用に向いていないかもしれません。
しかし、経済的な支援をしてくれる公的な制度もございますので、そういった制度を活用しながら利用することは可能です。
また、事業所独自に、昼食の無料化や交通費の支給などの支援を行っているところもありますので、そういった事業所を選ぶのも一つの手です。
当校でも資格取得費用やテキスト交通費や昼食などの負担を軽くする取り組みを行っております。
次に、就労移行支援を活用した方がいい方、つまり利用に向いてる人はどんな人かと言いますと
といった方は、就労移行支援の利用に向いている方と言えるでしょう!
具体的にどういった内容かと言いますと
就労移行支援では、自己分析や書類作成、面接対策など、就職活動では色々なことを行っていきます。
特に障がい者枠での就労(障害者雇用)となると、障がい特性に関することも面接では聞かれます。
これらを自分ひとりでこなしていくのはなかなか大変ですよね。
サポートを受けながら就職活動を行っていきたい方には、就労移行支援の利用が向いていると言えるでしょう。
自分の障害の状態や、症状がよくわかっていないと、就労後にしんどくなって、また仕事を辞めてしまうという事態になりかねません。
就労移行支援は障害福祉サービスであり、障がい特性の理解や、障がいについて企業にどのように伝えていくかも一緒に考えてくれます。
自分の障がいについてよくわかっていないという方は、主治医はもちろん就労移行支援のスタッフの力も借りながら障害理解を深めていくのがよいかもしれません。
外出することが不安、電車に乗ることが不安、週5日などの通常勤務ができるほどの体力がまだない、という方は就労移行支援の利用をおすすめします。
就労移行支援は、事業所ごとのルールが設けられていなければ「通常、週1日からの利用が可能です」自分のペースで少しずつ通所日数や時間をのばしていくことができます。
そのため、少しずつ就職を目指していきたいという方にも就労移行支援が向いているかもしれません。
就労移行支援の利用回数はとくに定められていません!
決まっているのは、利用期限のみであり
期間内(2年間)であれば再度利用することが可能です。
詳しくは以下の記事で解説しています。
仮に、よくあるケースとして一度就職された方や、別の障害福祉サービスを利用することになった方でも、期間が残っていれば利用できます。
残りの期間については、お住まいの自治体の障害福祉課にお問い合わせていただくと、教えてくださります。
また、一度就職されて別の要因で就労移行支援の利用を余儀なくされた場合は
利用期間をまた、初めから2年間利用する事が可能になるケースもあります。
※自治体によっては、前回利用したときからかなり時間が経っている場合や
一度就職した場合に、期間がリセットされもう一度2年間利用できるところもあります。
就労移行支援事業所のスタッフから問い合わせることもできますので、気になる方はスタッフに相談してもよいでしょう。
それでは最後に、失敗しないための自分に合った就労移行支援の選び方を解説していきます。
これから事業所を探そうとされている方や、変更を検討されている方のご参考になれば幸いです。
就職実績がどのくらいあるのかは、注目しておきたいポイントです。
就職率だけでなく、どのような業界、企業への就職が多いのか?
定期的に就職者を出している事業所か?などなど
あらかじめ確認しておくと、自分が働きたい職種で就労できそうかイメージがつきやすいです。
雇用形態にも着目する場合。
正社員での就労を目指す方でしたら、アルバイトばかりでの就職実績のある事業所ではなく、
正社員での就職実績がある事業所を選んでいきましょう。
皆さまそれぞれ目指したい職種や学習したい内容、身に着けたいスキルは異なるかと思います。
事業所によって特色が異なりますので、自分のやりたいことができる事業所かどうか利用する前に確認をしましょう。
仮に、専門職への就職を目指したい場合は専門家による学習環境が整った就労移行支援を利用するようにしましょう!
ここまででも、お伝えしたように就労移行支援の利用中は収入を得ることができません。
通所中の経済的負担を減らす事で、就活に集中できると言う方は
昼食の提供や交通費の支給、資格試験代のサポートなどがある事業所を選ぶ事業所もいくつか御座いますので、そう言った事業所を選ぶと経済的にも安心です。
実際に当校では、交通費の全額支給など負担を減らす取り組みを行っていますが
それでも、利用を始めて経済的な問題で利用を中断せざるを得なくなるケースも御座います。
こう言った観点から、就職までしっかり利用できるように、経済的なサポートがある事業所を利用の基準にしたい方は視野に入れても良いかもしれません!
専門職への就職であればもちろん、精神や福祉の専門的な知識を持つスタッフが多く在籍していることも大切です。
例えば、社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士、公認心理師やなど、福祉や医療、心理のプロがいる事業所を選ぶと安心ですし
専門的なスキルを学びたい場合は、その分野に詳しい講師がいるかどうかも確認しましょう。
ホームページの印象だけで利用を決定するのではなく。
実際に事業所を自分や家族の目で見ることでわかることもたくさんあります。
今回のテーマである、ひどいという面でいえば
注意するポイントとして
と言った、雰囲気的な側面もありますが
こう言ったことに注意して見学してみても良いでしょう。
なによりもわ気になる事業所は見学へ行って直接話を聞くようにしましょう。
また、体験を行うことも大事です。
実際どのようにプログラムが進んでいくのかや、利用者とスタッフの関わり方を見たり、事業所の雰囲気を体感しましょう。
色々な事業所を見て、ご自身に合うところを見つけてください。
今回の記事では、就労移行支援がひどいと言われる理由や、どのような事業所を選んでいけばよいかについて解説を行いました。
就労移行支援事業を行うには、定められた要件を満たし、指定を受ける必要があります。
そのため、大多数の事業所はしっかりとした運営を行っているでしょう。
あまり不安になりすぎず、自分に合った事業所探す事が、充実した就労移行支援での生活の鍵になるでしょう
当日、ご相談者様が指定されたお時間に、
堺筋本町校・本町校・梅田校・大阪校、いずれかお近くの方をご選択の上、御越しください。
実際の見学会・説明会の風景です。
希望日時の方を以下の入力フォームよりご連絡ください。
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