大阪には、たくさんの就労移行支援事業所が存在しています。
その中から、自分に合った事業所を見つけるのはなかなか難しいですよね。
今回の記事では、就労移行支援事業所を選ぶ際のポイントの解説や、
相談支援専門員である、私の目線から客観的に見た、おすすめの事業所を紹介していきます。
どの事業所に行けばいいんだろう…
とお悩みの方、大阪近辺にお住まいの方で事業所を探しておられる方はぜひ参考にしてみてください。
これから利用していく就労移行支援事業所は、
せっかくなら良い事業所、自分に合った事業所を選びたいですよね。
就労移行支援事業所を選ぶ際のポイントはいくつかありますが、ここでは7つ!ご紹介していきます。
どんなところを見ていけばいいのか解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
さらに、就労移行支援事業所の探し方から知りたいと言う方は
こちらの記事もご活用くださいませ♪
就労移行支援事業所には、それぞれ得意としている障害の種別がある事業所があります。
身体障害を専門としている事業所や、発達障害に特化した事業所、
精神障害に詳しい事業所など様々です。
仮に、身体障害の方が発達障害や精神障害に特化した事業所へ行くと、
もしかしたらバリアフリー環境等が整備されていない可能性もあります。
また、自分の障害について職員に専門的な知識がない場合もあります。
そのため、ご自身の障害に合う事業所を探すことがポイントです。
中には、対象の障害を絞っている就労移行支援事業所もありますので、事前に調べておくのが良いでしょう。
在籍している職員を確認することも重要です。
専門性が高い職員が在籍しているかどうか、確認しておきましょう。
ホームページに職員紹介がある就労移行支援事業所だとわかりやすいですね。
例えば…
看護師、社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士などの医療・福祉・心理の専門的な資格を持った職員がいるかどうかをチェックしたり、
講師や職員はどんな資格やスキルを持っているのか、どんなところで今まで教えてきたのか
など、
職業スキルについて教えてくれる職員のことも確認しておくと安心ですね。
自分が学びたい分野について詳しい職員がいるかどうかも確認しておきましょう。
現在、色々なことを学べる就労移行支援事業所が増えてきています。
事務、IT、Web、プログラミング、会計、コミュニケーションスキル、心理プログラム、など
それぞれの事業所によりプログラムは多彩で、得意としていることも異なります。
自分がどんなことを学びたいか?
どんな力をつけたいか、それによって事業所選びを行っていきましょう。
学習環境がどうなっているか、教えてくれる職員がどんな資格・スキルを持っているのかも見ておきましょう。
また、全てが講座形式になっている就労移行支援事業所、個別で自己学習を行うことが中心の就労移行支援事業所、
どちらもある就労移行支援事業所、など、進め方にも違いがあります。
どんなところだと自分は勉強しやすいか、こちらもあわせて考えてみましょう。
就労移行支援事業所を利用する方は、「就職すること」「就職して長く働いていくこと」がそもそもの目的だと思います。
実際に、就労移行支援事業所の制度自体も、「一般就労を目指す」という目的となっております。
これらの事から、利用される方から見ても
その就労移行支援事業所の就職実績を知っておくのはとても大事なことですよね。
就職実績を見るときは、就職した方の人数や割合だけでなく、雇用形態や業界にも注目です。
例えば正社員で就職したいと考えている方が、
アルバイトでの就職実績が多い就労移行支援事業所に行ったとして、自分の希望通りの正社員での就職という結果になる可能性は低くなってしまいます。
自分の希望する雇用形態や職種での就職実績があるかどうかまでチェックしておくとさらに良いでしょう。
また、定着の実績も大切です!!
就職してもすぐに退職してしまっては困りますよね。どのくらい定着して働いている方がいるのかも要チェックです。
多くの就労移行支援事業所では、就職実績をホームページ上に載せておりますので、
確認しておきましょう。もしもホームページに記載されていない場合は、見学時に質問してみましょう。
就労移行支援事業所WithYouの就職実績はこちらから
就労移行支援事業所に通う際は、交通面も大切になります。
自宅から30分の場所と、2時間かかる場所では通いやすさが全然違います。
もちろん!疲労度も変わってきます…
あえて通勤訓練のために負担をかけたいという方は、遠めの就労移行支援事業所を選んでも良いかもしれませんが、
就労移行支援事業所は最大で2年間通う場所になります。
2年通うということを念頭に置いて、行きやすいところを選びましょう。
自宅から何分かかるか、乗り換えはどのくらいあるか、
事業所の最寄駅から何分歩くかなども調べておきましょう。
これらは見学に行く際に、実際に体験できると思いますので、アクセス面も気にしながら見学へ行ってみましょう。
提携している企業が多い就労移行支援事業所ですと、その分職場見学や実習の他にもより実践的な就職スキルを学べる機会も多くなります。
事業所内での訓練だけでなく、実際の企業で実習することで、
より自分自身への理解が深まったり、働く感覚を掴めたりしますよね。
全く提携している企業がないところですと、自分で全て探さなくてはいけなくなってしまうかもしれません。
行きたい就労移行支援事業所が、どんな企業と繋がりがあるのかを知っておくのもポイントです。
また、就職先の多い企業であればその分企業からの信用も厚く
より就職者の排出が容易であると言うこともございます。
就労移行支援事業所の利用には、利用料金の他に、交通費、昼食代などが必要となります。
ですが、中にはそのような費用をサポートしてくれる事業所もあります。
就労移行支援事業所を利用している間は、アルバイトであっても働くことができません。
つまり、収入がない状況となります!!
障害年金や失業保険などを受給されている方もおられるかと思いますが、それでも経済的に厳しい方が多いですよね。
そんな中で、就労移行支援事業所で経済面でのサポートがあるかどうかは、
ご自身の生活に大きく関わってきます。
就労移行支援事業所の利用自体は、ほとんどの方が無料で利用できますが、中には利用料金がかかる方もいらっしゃいます。
利用料金が無料だったとしても、仕事をしていない状況だと、
生活費だけで貯金は少しずつ減っていきますよね。貯金が減ると、不安になったり、就職を焦ってしまったりということもあると思います。
経済面でのサポートがあるところだと、その不安が軽減されます。
例えば、交通費は全額支給なのか、上限があるのか、全く支給がないのか。
昼食は無料で提供してくれるのか、提供はあるけどお金がかかるのか、全て自分で準備なのか。
資格を取得したい方は、試験代を出してくれるのか、自費になるのか。
これらも気にしながら就労移行支援事業所を選ぶのが良いかもしれません。
当校では、通われる方が経済的な理由で学習に差が出てしまわないように
交通費支給制度もご用意がございます。
詳しくは、こちらのページでご紹介しておりますので、是非ご活用くださいませ
就労移行支援事業所を決めるときに、みなさんにこれだけはしてほしい!ということがあります。
それは、まず一度見学と体験へ行くことです。
就労移行支援事業所のホームページには様々な情報が載っているかと思いますが、ホームページ上の情報だけではわからないこともたくさんあります。
見学と体験に行き、実際の雰囲気も見て、自分に合った就労移行支援事業所を探していきましょう。
一人で行くのは不安…という方は、ご家族様と一緒に行っても良いですし、
計画相談を利用している方であれば、相談支援専門員が同行してくれます。
実際に私も何度か事業所の見学に同行したことがありますが、
ホームページやパンフレットを見た時点で利用者様がここがいいなと思われたところでも、
実際に行ってみると雰囲気が合わなかったからまた別のところを探していきたいと仰る利用者様もおられます。
内容がとても良い事業所でも、
自分に合う雰囲気かどうかというのは行ってみなければわかりませんので、ぜひ見学に行くことをおすすめします。
ホームページを見て、「いいな!」と思う就労移行支援事業所を見つけたら、まずは見学に行きましょう。
見学では、実際の職員が事業所の説明や、事業所でできること、一日の流れなどを説明してくれます。
わからないことがあれば気軽に質問してみましょう。見学に行く前に質問したいことが見つかっている方は、
紙やスマホに箇条書きなどでまとめておくと、忘れずに質問できますね。
見学の予約は、電話、メール、ホームページ内のお問い合わせフォーム、LINEなど、事業所によって色々な方法が用意されていますので、
自分が連絡しやすい方法でしてみてください。
見学が終わり、「通ってみたいかも!」と思ったら、体験の予約をぜひとってみてください。
見学時に体験予約をとれるところもありますし、じっくり考えたいという方は、
見学後に自宅でゆっくり考えてから後日連絡しても良いでしょう。
見学は、多くの事業所では30分から長くても1時間程度になっているかと思います。
なかなかそれだけの時間では事業所のことはわかりません。
実際に体験して、一日過ごすことで、より事業所や職員、利用者の雰囲気がわかりますし、
どんなことができるのか体験することで、自分に合ったプログラムがあるかどうかもわかります。
最大2年間通うことになる場所ですので、しっかり自分に合う雰囲気かどうか見ていきましょう。
ミスマッチがあると、行くのが嫌になったりモチベーションがなくなったりして、
今の就労移行支援事業所を辞めてまた別の就労移行支援事業所を探さなくてはならなくなるかもしれません。
できれば複数の就労移行支援事業所を見学し、比べてみてから決めるのが良いかもしれません。
ここからは、大阪でおすすめの就労移行支援事業所をご紹介していきます。
事業所探しに困っておられる方は、ぜひ参考にしてみてください。
もちろん当校でも、一般就労を希望される方の体験・見学を随時受け付けております。
大阪での就職には自信ありです♪
ITやWebに特化した就労移行支援事業所です。
現役で活躍しているWebデザイナー、ITエンジニアの講師が常駐しており、
いつでもわからないことを聞くことができる環境が整っています。
実際の職場を想定した、サイト制作などを行うこともでき、実際に作成したものはポートフォリオとして使用できます。
住所 | 大阪府大阪市西区立売堀1-4-12 立売堀スクエア2階 |
アクセス | 大阪メトロ四つ橋線・御堂筋線「本町駅」徒歩5分 大阪メトロ四つ橋線「四ツ橋駅」徒歩8分 大阪メトロ御堂筋線「心斎橋駅」徒歩12分 |
電話番号 | 050-3612-7117 |
ミラトレではトレーニングを行う環境や内容も「実践的」であることを重視されています。
グループワーク中心の疑似就労で、学んだことを実践できます。
ミラトレを運用しているパーソルダイバーズでは、障害のある方に特化した就職・転職支援サービスであるdodaチャレンジも運用されています。
そのため、円滑な連携も強みとなっています。
住所 | 大阪府大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビル 11F |
アクセス | JR大阪駅より地下直結徒歩4分、JR北新地駅徒歩2分 |
電話番号 | 06-6131-9693 |
Cocorportの訓練メニューはとても多く、全555種以上となっています。
そのため、自分のやりたいことがきっと見つかるでしょう。
メニュー内容はPCスキル、コミュニケーション、セルフマネジメント、ビジネスマナー・スキル、就職活動、模擬就労、余暇活動と様々です。
以前WithYouの計画相談を利用されていた方で、Cocorport大阪京橋Office様に通所されていた方がいましたが、
支援員の方が親身になってやりたいことを実現できるようにサポートしてくださっていました。
また、サービス担当者会議などにも積極的で、ご本人様も交え、希望が叶うようにお話し合いをさせていただいておりました。
親身になってお話を聞いてくれる事業所様かなと思います。
住所 | 大阪府大阪市都島区東野田町1-18-15 ルーナメゾン2階 |
アクセス | 京阪 京橋駅より徒歩8分 JR 京橋駅より徒歩8分 ・大阪メトロ 長堀鶴見緑地線 京橋駅より徒歩4分 |
電話番号 | 06-6809-1745 |
プロデザイナー講師が毎日常駐しており、その中でITトレーニングと就職活動を行うことができます。
また、プロの現場でも使われているPC環境が揃っています。
1人1人独自のカリキュラムに基づいて1日のスケジュールを組み立てており、自分に合ったカリキュラムを受けることができます。
利用者、支援機関とのトータルサポートも強みとなっており、相談員へ随時情報共有をしてくださったり、
支援会議に担当職員が積極的に参加するなど、支援機関との連携も大切にしている事業所です。
住所 | 大阪市中央区淡路町4丁目3番8号 TAIRINビル4F |
アクセス | 大阪メトロ本町駅6番出口徒歩5分 大阪メトロ淀屋橋駅13番出口徒歩5分 大阪メトロ肥後橋駅6番・7番出口徒歩8分 |
電話番号 | 06-6206-2000 |
Kaienは発達障害に特化した就労移行支援事業所で、大阪には4事業所あります。
自分の強みや適職を知るための多彩なプログラムがあり、多くの企業と連携して支援を行っています。
定着率は95%と高く、入社後も3年半の定着支援があることが特徴です。
就職後に困ったことがあっても、安心して頼ることができますね。
住所 | 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋3-10-1 あべのベルタ 事務所棟 5階(5006号室) |
アクセス | 大阪メトロ阿倍野駅7番出口直結 大阪メトロ天王寺駅より徒歩7分 JR天王寺駅より徒歩7分 阪堺電車阿倍野駅より徒歩2分 |
電話番号 | 06-6147-6189 |
就労支援事業所arkには、就労移行支援と就労継続支援B型があります。
就労移行支援事業所の方では、資格取得応援制度があり、就職に必要な資格を取得するのにかかる費用を負担してくれます。
また、arkの特徴として、利用される方もスタッフも8割以上が女性というところが挙げられます。
できるだけ同性の人と関わりたいという女性の方にはおすすめですね。
職員は全員が常勤職員であり、
半数以上が福祉業界の経験が10年以上あるという経験豊富な職員が揃っている事業所になります。
住所 | 大阪府大阪市天王寺区大道1丁目5-13 東和天王寺ビル6F |
アクセス | 大阪メトロ天王寺駅7番出口より徒歩8分 大阪メトロ四天王寺前夕日丘駅4番出口より徒歩5分 |
電話番号 | 06-4302-4491 |
就労移行支援事業所エンカレッジは、発達障害の学生の方に特化した就労移行支援事業所です。
天満橋の他に、大阪ですと心斎橋、本町にも事業所があります。
学生の方でも、在学中で卒業の見込みがある卒業年次生や中退予定の学生の方の場合、
利用できる可能性があるとのことですので、気になる学生の方は問い合わせてみても良いでしょう。
エンカレッジでは就職未経験、もしくは就職経験が浅い、20代~30代の方を多く支援しておられます。
同じような経験、
年代の方と一緒に訓練していきたいという方にはおすすめですね。
説明会が定期的に行われていますので、そちらに参加してみるのも良いですね。
住所 | 大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビル18F |
アクセス | 大阪メトロ谷町線天満橋駅 北改札口 京阪天満橋駅 東口直結 |
電話番号 | 06-4790-9870 |
就労移行支援事業所リセル新大阪には、様々な経歴をお持ちの職員が揃っています。
トレーニングジムのトレーナー、CA、大阪府ITステーション講師など。
就職活動には体力も必要という思いから、健康運動指導士、トレーニングジムのトレーナーが在籍ており、利用者の健康管理や効果的な運動法をアドバイスしてくれます。
学習だけでなく、運動についても専門家がアドバイスしてくれるのは良いですよね。
また、様々な資格の取得が可能となっています。
IT関係、PC関係、ビジネス関係、英語(TOEIC)などなど。資格取得に興味がある方にはおすすめですね。
住所 | 大阪市淀川区西中島7-1-29 新大阪SONEビル403 |
アクセス | 大阪メトロ、JR新大阪駅より徒歩5分 大阪メトロ西中島南方駅より徒歩5分 |
電話番号 | 06-6304-0888 |
WithYouは大阪には4校(堺筋本町校、本町校、梅田校、大阪校)ございます。
WithYouではプロの講師による様々な講座を受講することができ、専門的な技術を身につけることができます。
また、国家資格保持者による心理プログラムも充実しております。
経済面のサポートとしても、みなさまが利用を続けていきやすいように、交通費は全額支給、昼食は無料提供、
資格取得に必要な費用を全額負担などさせていただいております。
WithYouでも見学、体験を受け付けておりますので、興味のある方はぜひ見学、体験にお越しください。
就労移行支援事業所という言葉を初めて聞く方や、
聞いたことはあるけどよくわからない…という方もいらっしゃるかと思います。
ここからは、就労移行支援事業所とはどのようなサービスなのか、
対象者や利用料金について解説を行っていきます。
就労移行支援とは、障害を持った方が一般企業への就労を目指すために、
就職に必要な知識やスキルの習得をサポートする障害福祉サービスの一種です。
障害者総合支援法という法律によって定められています。
プログラムの内容は事業所によって様々です。専門的スキルを身につけられる事業所、
コミュニケーションを重視した事業所、特定の障害に特化した事業所など、事業所によって雰囲気もプログラム内容も異なります。
就労移行支援事業所の対象者は、以下をご覧ください。
上記を満たしている方が、利用の対象者となります。
難病については、全ての難病が対象とはなっておりません。
令和6年4月より、対象の難病が追加されております。
難病についての対象の疾病については、厚生労働省が出しているこちらのリーフレットをご覧ください。
自分がこれらの要件に当てはまっているかわからないという方は、
お住まいの自治体の障害福祉課や、就労移行支援事業所に見学に行った際に職員に聞いてみてください。
WithYouではほとんどの方が無料で利用していただいております。
しかし、前年度の所得によっては、利用料金がかかってくる可能性もあります。
前年度の世帯収入に応じて「負担上限月額」が決まります。
1ヶ月の利用料がこの負担上限月額を超えることはありません。
この世帯というのは、本人と配偶者のことを指します。
負担上限月額は以下の通りです。
区分 | 世帯の収入状況 | 負担上限月額 |
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村税非課税世帯 | 0円 |
一般1 | 市町村税課税世帯(収入が概ね600万円以下) | 9300円 |
一般2 | 上記以外 | 37200円 |
この表の、一般1と一般2に当てはまる方は、利用料が発生します。
自分がどこに当てはまるかわからないという方は、お住まいの自治体の障害福祉課へお問い合わせください。
利用料金については、こちらの記事でも詳しく解説しておりますので
よければ合わせてご覧くださいませ♪
就労移行支援事業所を利用できる期間は、最大2年間となっております。
期間が決まっているのは、長期の利用を防ぐためでもあります。
利用者は、この2年間の中で、生活リズムや体調を整えたり、
必要なスキルを身につけたり、自己分析を行ったり、就職活動を行っていきます。
最大で2年間となっていますので、早い方は半年かからずに就職される方もおられますし、
2年いっぱい使って就職される方もいらっしゃいます。
自分がどのように利用していきたいか、いつまでに就職したいかは、
職員がしっかりアセスメントして就職までの計画を立ててくれますので、希望を伝えるようにしましょう。
就労移行支援と似ている名前の障害福祉サービスに、就労継続支援というものがあります。
就労継続支援にはA型とB型があり、それぞれ異なる障害福祉サービスです。
就労移行支援は一般企業への就労を目指す場所であるのに対し、
就労継続支援は働く場所の提供が大きな役割を占めています。
一般企業で働くのは不安だけど、どこか働く場所が欲しいという方には、
就労継続支援の方が向いているかもしれませんね。
就労継続支援の方が合っているかも?と思われた方へ向けて、
簡単に就労継続支援A型と就労継続支援B型の違いをご説明します。
就労継続支援A型は、雇用契約を結びますが、就労継続支援B型は雇用契約を結びません。
ここが大きな違いとなっています。
違いを以下の表にまとめましたので、気になる方はご覧ください。
就労継続支援A型 | 就労継続支援B型 | |
雇用契約 | あり | なし |
賃金 | 給料(最低賃金以上) | 工賃 |
利用期限 | なし | なし |
年齢制限 | 65歳未満 | 定めなし |
WithYouでは、就労移行支援が向いているのか、就労継続支援が向いているのかなども、
見学時にしっかりお話を伺い、ご自身に合った障害福祉サービスを選ぶお手伝いをさせていただきます。
これから就労移行支援事業所を利用したいと思っている方、
利用するかどうか悩んでいる方が疑問に思っていること、心配に思っていることについて、お答えしていきます。
就労移行支援事業所を調べていると、よく
というお話を見たり聞いたりしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
実際のところどうかというと、そのようなひどい事業所はほとんどありません。
また、利用の目的がしっかりしており、自分に合った事業所を選ぶことができれば、
就労移行支援事業所はとても役に立つでしょう。
このような声が挙がってしまう理由としては、いくつか考えられますが、
理由のひとつに事業所とのミスマッチが考えられます。
などをしっかりチェックし、利用を開始すれば、ミスマッチは減るでしょう。
今回ご紹介した事業所選びのポイントをぜひ参考にしながら、事業所を探してみてください。
なぜ就労移行支援がひどいと言われてしまうのか、
詳しくはこちらの記事でも解説しておりますので、よろしければご覧ください。
就労移行支援事業所は、いつでも事業所の変更が可能です。
そのため、見学、体験を行い、いいなと思った事業所の利用を開始したけど、通い始めてみたらちょっと違ったな、とか、何かトラブルが生じてしまった、
などの理由で事業所を変更したい場合は、事業所の職員や相談支援専門員に相談してみましょう。
もちろん、手続きなどがありますので、「今日辞めたいです!」というのは難しいでしょうが、
しっかりと手続きを踏めば事業所を移ることは可能です。
最大1年間の延長が可能な場合があります。
就労移行支援事業所は、利用期間が最大2年間となっています。
「2年過ぎたらどうなるのか不安」な方もおられますし
2年を過ぎても、最大1年間の延長が認められるケースがあります。
ただし、誰もが延長できるわけではありません。就職活動を行っており、もう少しで就職できそうという方が申請の対象となります。
延長のためには、お住まいの自治体の障害福祉課への申請が必要です。
就労移行支援事業所からの意見書などの提出を行い、自治体での審査会が行われます。
審査会で延長が認められると、2年を過ぎた後も利用することが可能です。
また、就労継続支援A型、就労継続支援B型へ移る方もおられます。
利用期間について、詳しくはこちらの記事でも解説しておりますので、よろしければご覧ください。
それでは、実際に登校を利用される事になった方のご意見や、選ぶ時に気にされていたポイントを紹介していきたいと思います。
就労移行支援事業所をどのように選んだか、実際の利用者の声も気になりますよね。
WithYouの利用を決められた方が、どのような部分で利用を決めたのかなど、実際のお声をご紹介いたします。
Aさんは体調やメンタル面にまだ不安があったため、
心理的なサポートをしてくれる場所がいいなと思いながら、就労移行支援事業所を探されていました。
WithYouは心理プログラムが豊富なこと、
また、社会福祉士、精神保健福祉士、理学療法士、公認心理士などの専門的な国家資格を持った職員がいることを知り、
安心して利用ができそうだとWithYouの利用を決めてくださりました。
Bさんはやりたいことが多く、
どんな仕事に就くのか迷っておられる段階でWithYouに見学にお越しくださいました。
WithYouでは、事務、会計、IT、Webデザイン、プログラミング、英語など色々なことが学べるため、
色々なことをやりながら自分に合った仕事を見つけたいと思い、WithYouの利用を決めてくださりました。
AさんもBさんも、WithYouだけでなく、
他の就労移行支援事業所も見学・体験に行かれています。
ひとつ見ただけではわからないので、いくつか事業所を見た中で、一番良いと思ったところを選ぶのが良いのではないかとお話しされていました。
お二人のお話しから、ひとつの事業所だけ見て決めるのではなく、
色々な事業所を実際に見て決めることが自分に合う就労移行支援事業所を見つけるポイントだということがわかりますね。
今回は大阪でおすすめの就労移行支援事業所や、就労移行支援事業所を選ぶ際のポイントをご紹介しました。
多くの就労移行支援事業所があり、どこを選んだら良いのか、
どんなところを気にしたら良いのか迷っている方のお力に少しでもなることができれば嬉しいです。
色々な事業所へ見学、体験へ行き、ご自身に合った事業所を見つけてみてください。
WithYouでも、見学、体験を受け付けております。
事業所の雰囲気を見てみたい方や、相談したい方はぜひお越しください。
当日、ご相談者様が指定されたお時間に、
堺筋本町校・本町校・梅田校・大阪校、いずれかお近くの方をご選択の上、御越しください。
実際の見学会・説明会の風景です。
希望日時の方を以下の入力フォームよりご連絡ください。
(必須項目の入力をお願いします)