就労移行支援を現在利用されている方で、「行きたくない」「休みがちになってしまった」
という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
就労移行支援に行きたくないとなってしまうものには以下のような理由が挙げられます。
就労移行支援に行きたくないと思ってしまう方の主な理由は上記のものが多い印象を受けます。
就労移行支援は、障害などから課題を抱えておられる方が、就職する為に必要なスキルを身に着ける訓練を行う学校のようなものであり、大抵の場合は、ご自身の意思でご利用を決定されます。
もちろん、人間だれしも、学校であったり仕事であったり、「行きたくない」となってしまう事はありますし
就労移行支援は『絶対に毎日通わなければならない』という訳ではありませんが
就職すれば毎日仕事に行くことになると思いますので、利用中で週5日は最終的に利用できる様にならないといけませんが利用日数に決まりはありません。
もし、休みがちになってしまっているという方は
その理由と対策についても詳しく言及しておりますので、是非併せてご覧ください。
それでは実際に、先ほどご紹介した行きたくない理由について詳しく言及していきます。
就労移行支援はご自身だけが利用しているわけではなく、同じような目標を持った方が多く利用しています。
そんな中で、利用者さん同士のトラブルが発生してしまうケースもございます。
ご自身の学習に集中されている方もいる一方、他の利用者様との交流や、コミュニケーションスキルを鍛える
グループワークなども多くございます。
事業所内での利用者さん同士での会話を禁止している事業所もありますが、
反対に利用者さん同志でコミュニケーションを取れる環境を設けている事業所もございます。
就職に向けての訓練の中で、グループワークなどがあるので、その際にコミュニケーションをとる機会も多くあるため、性別・年齢、疾患特性など様々な問題でトラブルに発展することもあります。
支援員の目の届かない場所でそのようなトラブルが起きてしまっているのも事実です。
このようなトラブルが原因で就労移行支援事業所に行くのが嫌になってしまったり、休みがちになってしまうのです。
もし、このようなトラブルや不安を抱えておられている方は、人間関係が原因で「行きたくない」となる前に、
すぐに就労移行支援員に相談するようにしましょう。
就労移行支援では、基本的に担当の支援員が付いてくれてサポートを行ってくれます。
その際に、対人なので相性が合わなかったり、就職への考え方が違ったりするケースがございます。
そんな中で、支援員と利用者さんの間で方向性が相違し仲が悪くなってしまい
スタッフの事が嫌いになったので、就労移行支援事業所に行きたくないという結末になってしまうのでしょう。
当校に移って来られた利用者様の体験談
支援員が障害についての特性をあまり理解していない事業所がございます。
その場合、障害の特性で忘れ物が多かったり、ミスが多かったり、学習スピードが遅かったりした時に
障害の特性を理解していなければ“就職する気はないのか?”や “何故、言ったことが出来ないのか?”など
『やる気がない人』と思われてしまい支援員から避けられたり、見放されたりしてしまい、嫌いになると言ったケースもあったとのことです。
先ほども言いましたが、就労移行支援には様々な方が利用されています。
例えば、事業所の雰囲気があまり就職ムードではなく、全く就職に対して意欲がない方などが見受けられると
『何もやっていないのに、周りはなぜ何も言わないのか?』とイライラしたりと
周りの雰囲気が気になってしまい、不快な気持ちなってしまう事があります。
その就労移行支援事業所が就職者を出せていない、事業所だと雰囲気もどんよりとしているといった場合があります。
一度、気持ち悪いと思ってしまうと中々、元の感情に戻すことが難しくだんだんと通所するのが嫌になり、行かなくなるケースがあります。
なかなか、就職実績の出せない就労移行支援にルウ署してしまったり、自分の学習や目的が明確でないと
利用できる期間(2年間)の中で訓練を積むわけですが、就職する事はそう簡単な事では無いので
就職できるレベルのスキルを就労移行支援で身に着けたからと言って、就職が出来るという事では無いのです。
学習面も体調面も就職するのに問題が無いレベルになって、就職活動をしていくうちに、何度も面接などに落ちて就職が出来ないという状況が続くと
どうしても精神的に辛くなり、落ち込んでしまいますよね。
『やっぱり自分は就職する事が出来ない・・・』『就労移行支援を利用してもどうせ就職が出来ない・・・』など
ネガティブ思考になってしまい、就労移行支援を休みがちになってしまう人もいらっしゃいます。
利用期間の間は途中であきらめることなく、就職に向けて訓練を行う事が大切です。
支援員も最後までサポートを続けてくれますので、就職活動が上手くいかなかったとしても、やり続けるようにしましょう。
就労移行支援では事業所によって独自の訓練内容やカリキュラムが用意されています。
当校では、未経験から専門家を目指せるカリキュラムなどをご用意しておりますが
中には、より軽作業などを想定してカリキュラムを要している、就労移行支援もございます。
良し悪しの感想は目的により様々ですが、基本的には初心者でも安心して利用できるように訓練内容は基礎的な部分から入っていきます。
ですから、後者のような比較的に軽作業をメインにしている就労移行支援では
学習レベルをもっと高くしたい方などは簡単な事しか学べないので、就労移行支援を利用しても意味がないのでは?と感じてしまいます。
もちろん、就労移行支援では学習面だけでなく、体調面に関してもサポートをしてくれますが、ある程度体調も安定している人からして見れば
学習レベルが低い事業所を利用していても意味がないと思ってしまいますよね。
そして、最終的に就労移行支援が期待外れとなってしまい行きたくなくなる状態になってしまうのでしょう。
上記でご紹介した通り、就労移行支援を利用することに対して嫌になってしまって休んでしまう事が多くなってしまい行きたくない思ってしまうことは仕方ない部分もありますし、
無理して通所してしまうとストレスなどで体調が悪化してしまいます。
これから、就労移行支援に行きたくない場合や休みがちになってしまった場合の対処法をいくつかご紹介していきたいと思いますので、是非、参考にしてください。
もし、相談できそうな支援員が居る場合は、支援員に相談するようにしましょう。
身近な支援員に相談することが一番いいことです。
今、何で悩んでいるのか?何が原因で就労移行支援が嫌になったのか?などを正直に伝えるようにしましょう。
一人で悩んでしまうと、最終的に辞めるという判断になってしまう可能性が高いので、支援員に相談することによって違った考えのアドバイスをもらったり休む原因を改善できる可能性があります。
なので、一人で悩みすぎず、なるべく早く支援員に相談する事をお勧めします。
一番避けたいことは、就労移行支援自体の利用を辞めてしまう事です。
辞めた後の事を考えてから辞めるのはまだ良いのですが、今利用している事業所を利用するのが嫌だから辞めてしまうと言うのはなるべく避けましょう。
どうしても今利用している事業所を辞めたいのであれば、就労移行支援のサービス利用は辞めず、事業所を変更する選択肢があります。
事業所を変更する場合は、支援員に『事業所を辞める』と伝えれば書類などにサインや捺印をすれば辞めることが出来るので、そのあと変更したい事業所へ入所の手続きをすれば大丈夫です。
現在、通所している事業所を辞める前に予め、変更したい事業所を選んで問い合わせをして『現在利用している事業所から変更した』と連絡を入れておけば、それなりにスムーズに事業所の変更ができます。
現在通所している事業所に変更したいなど伝えにくい内容ではあると思うので、変更後の事業所に連絡してい置けば、辞める際の手続きや変更後の入所手続きなど、わからない事があっても聞ける人が居るので安心ですよね。
変更するのも嫌で就労移行支援をどうしても辞めたい人は、無理せず辞めましょう。
辞める際に、支援員から引き留められることもあると思いますが、ご自身で悩んで決めた事であれば辞めても問題ありません。
ただ、先ほども言いましたが、辞めるのであれば、辞めた後の事も考えながら辞めるようにしましょう。
就労移行支援は週の半分ぐらいを利用している人が多くいらっしゃいます。
就職をすれば週5日働く事が基本だと思いますので、働くルーティンを作るために週5日間利用する方もいらっしゃいます。
そんなほとんど毎日利用する就労移行支援ですが、面倒くささを感じることがあるようです。
なぜ、面倒くさくなってしまうのでしょう?
もちろん、人にも寄りますが通所している間に利用するのが面倒になってしまう方も少なからず居るでしょう。
なぜ、面倒くさいと感じてしまうのでしょう?これからいくつか理由をご紹介していきたいと思います。
1つ目の理由としましては、就労移行支援事業所に通うまでの時間が長いという事です。
自宅から事業所までの距離が長すぎたり、交通機関の乗り換えが多かったりしてしまうと、
通所し始めの時は、そこまで気にならなかったものの、日に日に通所日数を増やしていくに連れて、通所するのが面倒くさくなったり
行かなくなってしまう事が多くあります。
就職して通勤の練習にもなりますが、あまりにも遠すぎたりしてしまうと、事業所に行くのが面倒くさくなってしまうでしょう。
ただ自宅から1番近いと言った理由で事業所を選んでしまうと、自分と合っていなかったり、学習したい内容が無かったりと失敗に終わってしまう事があるので
自分に合った事業所を見つけるのが良いですが、毎日通う事を考えて事業所を選ぶようにしましょう。
就労移行事業所によって、独自の訓練内容があり
例えば、ヨガ、ダンス、などのちょっとしたトレーニングがあったり
トランプなどのカードゲームやジェスチャーゲームなど直接、就職には関係ないことかもしれませんが、息抜き・ストレス解消など
楽しく過ごせる時間、飽きない訓練内容を提供している事業所もございます。
しかし、このような息抜きできる環境が無い就労移行支援事業所もございます。
就労移行支援は訓練をする場所なので決してこのような変わった訓練内容が無い事業所が悪いという訳では無く、普通の事です。
しかし、人によっては『訓練内容が楽しくない』『訓練に飽きた』と感じる方もいらっしゃるかと思います。
これは自分に合っていない事業所であったり、自分の飽きやすい性格などもあるので誰が悪いなどはありませんが、訓練内容に飽きてしまい、事業所の利用が面倒くさくなってしまうケースがあるようです。
就労移行支援を利用する人の中で、就労移行支援に『向いてる人・向いていない人』が存在します。
どのような人が、どんな理由で向いている・向いていないと言えるのでしょうか?
ご自身が向いていないかどうか、これからご紹介し行く内容を参考に確認してみて下さい。
就労移行支援を利用している間の生活費が無い人は就労移行支援に向いていません。
利用するにあたり必要になってくる費用は
など、基本的には上記の費用が発生してくるでしょう。
更に、利用中は基本的に収入がありません。
なので、生活費をなにかしらで確保しなければなりません。
例えば・・・・
などをして利用する費用+生活費を確保できるか確認する必要があります。
就労移行支援の利用期間は平均16カ月と言われています。
最大利用すると2年間、利用することになります。
このような金銭面を準備できない方は、就労移行支援を利用するのに向いていないと言えるでしょう。
就労移行支援を利用する方のほとんどは、誰かのサポートを必要として就職を目指しています。
しかし、中にはサポートが無くても、ある程度の就職に対するスキルがある人は就労移行支援に向いていません。
体調面・精神面に対しても利用する前にすでに改善されていて、学習面に関しても資格やスキルがある方は就労移行支援のサービスを利用する必要がありません。
就労移行支援は
などが就労移行支援を利用することに向いています。
このようなサポートが必要ないという方は就労移行支援を利用しなくても就職ができるので、就労移行支援に向いていないと言えるでしょう。
体調面などが不安定で就職するための訓練がなかなかできない(通所する事が出来ない)方などは就労移行支援に向いていません。
就労移行支援を利用できる期間は2年間となっています、
この利用期間内で体調不良などの理由で就労移行支援を休みがちになってしまい訓練期間が短くなり期間が終了してしまう方もいらっしゃいます。
このように体調がまだ安定しない方は就労移行支援の利用を始めない方が良いかと思います。
もしも、利用途中で体調が悪化してしまって、通所できない期間が長くなりそうであれば、一旦利用を辞めることをお勧めします。
利用を辞めることで、期間は計算されないので、また体調が改善して就労移行支援を利用できる状態になれば再度、申請をすれば大丈夫です。
結論から言いますと就労移行支援事業所は毎日利用しなければならないという訳ではありません。
ご自分のペースで利用する事ができるので、週に1日~でも構いません。
しかし、最終的には就職して正社員として働きたい方であれば週5日働く事になると思いますので、それに慣れるように就労移行支援の利用日数も週に5日になるでしょう。
利用初めの頃は体調の面もあるかと思いますので、週2.3日と言う方がほとんどですので、自分の状態に合わせて利用日数は決めることが出来ます。
そんな中で就労移行事業所側から半ば強引に通所するよう言われた方も居るようです。
強引に通所するように言う理由には、就労移行支援事業のからくりにあるのです。
これから就労移行支援事業所がどのように収益を得ているのか?等、からくりをご紹介していきたいと思います。
就労移行支援どこから資金が出ていて、どのような資金源で運営されているのでしょうか。
実は就労移行支援事業所では、利用される方に対しての在籍状況によって月の売上が変動する仕組みになっております。
国保連(国民健康保険団体連合会)により運営資金の給付を受けながら就労移行支援事業が運営されています。
なので毎月、国保連の方に『どのくらいの人が利用したか?』などを報告し、報酬金額を請求していきます。
国保連から毎月給付される金額は同一では無く利用状況により変動しますので、
『多くの方が利用する』『一人一人の利用時間が長い』など多ければ多いほど、報酬金額が上がる仕組みになっております。
そして、利用している方の就職が決まったとして、就職後に6カ月間の期間、就職先で働き続ければさらにポイントを取得し報酬単価が上がるという仕組みもございます。
もしも、利用している就労移行支援事業所にて、強引に通所日数を増やされたり、利用時間を長くされたりされたのであれば、恐らくその事業所は悪徳な事業所と捉えた方が良いです。
そのような事業所は正直、利用者の事何も考えず、ただ金儲けの事しか考えていない事業所なのです。
現代では、かなり減少はしましたが、少なからずこのような悪徳な事業所は未だに存在しているのも事実です。
最初に言いましたが、就労移行支援事業所へは決して『毎日通わなければならない』などといった決まりはありません。
なので、無理なく自分のペースで利用できる事業所が普通の事業所なので、異変を感じたら自治体などに相談するようにしましょう。
数ある就労移行支援事業所の中で、自分に合った事業所を見つけることが出来れば、それなりに就職への近道になります。
しかし、事前に調べなかったりして事業所選びを失敗してしまうと、就職できなかったり辞めることになったりする可能性がございます。
そして、悪徳な事業所を利用してしまった場合、トラブルに発展してしまう可能性もあるので、事業所選びは将来に影響すると言っても過言ではありません。
これから、就労移行支援事業所の選び方のポイントをご紹介していきたいと思います。
就労移行支援には就職した人数や、就職後の半年間、定着して働き続けた人数・就職した企業先などの実績があります。
この実績が少ない事業所は、数値の通り就職した人数も少ないとなるので、辞めて降りた方が良いです。
就職できない理由はサポート内容が悪いのか?学習内容が悪いのか?ハッキリわかりませんが、
やはり人気のある大手の事業所などは実績がとても高い数値です。
この事業所の実績などは各事業所のホームページに記載されている事が多いので事前に知ることが出来ます。
もしもホームページなどに記載が無い場合は直接事業所に問い合わせて聞くようにしましょう。
そしてなるべく実績の高い事業所を選ぶようにしましょう。
ネットで事業所の名前を検索すると、大体の事業所は口コミや評判が書き込まれている事が多いです。
この口コミや評判はチェックする必要があります。
良い口コミ・悪い口コミの両方があるかと思いますが、悪い口コミが目立ってしまっている事業所であれば、辞めておきましょう。
基本的には口コミや評判を書き込む方と言うのは、実際に利用した方が評価をして書き込んでいます。
なので、信用できてわかりやすい情報ではありますが、100%正確な内容では無いので、参考程度に見るようにしましょう。
そして、良い口コミや評判が多い事業所を選ぶようにすれば失敗するリスクも少なくなるでしょう。
雰囲気を感じるにはどうすれば良いのでしょうか?
それは、利用する前に実際に見学に行く事です。
実際に見学を行うことで、ネットなどでは味わえない情報などが多くあります。
スタッフが利用者さんとの接し方や、事業所が清潔かどうかなど、感じることが出来ます。
そして見学の際にスタッフと直接面談ができる場を設けられるので、気になる点・わからない点などを直接聞くことで正確な情報を得ることが出来ます。
自分に合った事業所を選ぶ事がとても大切なので、必ず実際に見学へ行くようにしましょう。
これまで、就労移行支援を利用して行きたくない・休みがちになってしまう原因や
通所するのがめんどくさくなってしまう理由などをご紹介してきました。
「行きたくない」「休みがち」のどちらも事業所選びから始まっているのです。
自分に合った事業所であれば、行きたくなくなったり休みがちになってしまう可能性は低くなると思います。
もしも、事業所を利用し始めてから自分にあっていないと感じてしまったのなら、事業所変更を考えましょう。
相談相手も選択肢はたくさんあるので、信頼できる人に相談するようにしましょう。
当日、ご相談者様が指定されたお時間に、
堺筋本町校・本町校・梅田校・大阪校、いずれかお近くの方をご選択の上、御越しください。
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